心不全とは狭心症、心筋梗塞、不整脈などの病態を指します。心不全になると、良くなることは、ほとんどありません。手術によって一時的に症状を回復させることはできても、死んだ心筋を復活させることはできませんし、詰まった血管を何度も広げることもできません。つまり、いかに症状を悪化させないかが重要になってきます。
報告によると、心不全患者に対して運動療法を行なった群と行なわなかった群に分け追跡調査した結果、運動療法群でのみ、全死亡率が42%減少、心臓死が 22.8%減少、心不全入院が19%減少しました (Belardinelli R, et al: Circulation, 1999,99,1173-1182)
べっぷ訪問看護リハビリステーションでは、心電図モニターを使用し、イスからのリハビリ、歩行動作の練習をしていきます、息切れ、身体への負荷も考えてリハビリします。
心不全は、普段のバイタルチェックから異常を察知することで、症状の悪化を抑止することができます。当施設看護師は、心臓疾患の臨床経験が豊かですので、患者さんの些細な変化にも、適切な対応を致します。